ここ最近のこと、マルコ・グルイッチにローンの噂があることは承知していたのですが、まだ取り上げる段階ではないかなという気持ちもあり、このブログではご紹介してきませんでした。
マルコ・グルイッチを欲しがっているとされるのは、ディナモ・ザグレブで、クロアチアの強豪クラブであります。
ディナモ・ザグレブのアドバイザーが、マルコ・グルイッチをローンでもらうために、サインしたいという意向を公表したことで、いくつかのメディアが記事として取り上げていました。
しかしながら、今回マルコ・グルイッチの代理人が、その話を完全否定しています。
マルコ・グルイッチの代理人は、クロアチアのメディアであるSportske Novostiに、この件についてのコメントを寄せており、「驚いている」とし、今後もリバプールに残るし、リバプールとしてもマルコ・グルイッチを手放す考えはないという見解をはっきりと語っています。
同代理人によれば、冬の移籍市場シーズンの際にも、マルコ・グルイッチに関するリバプール側の意向確認は済ませてあり、ユルゲン・クロップの戦力に入っているとのことで、両者異論はないとのことです。
この噂が出たとき、私が書くのを躊躇したのは、マルコ・グルイッチがリバプール入りを決めるあたり、一番の決定打になったのは、ユルゲン・クロップ監督と直接電話で話したことだということを憶えていたからです。
その際、マルコ・グルイッチは、ただひとつだけ条件(希望)をユルゲン・クロップ監督に伝えたと、当時明かしていました。
それは、ローンでは出たくない、リバプールでプレイしたいという一点。
その真義もありますし、俄には、この噂が信じられなかったのです。
今回、マルコ・グルイッチの代理人が、はっきりと否定したことで、おそらくこの噂は、消えてゆくものを思われます。
期待したい大型のミッドフィールダーですし、まずは怪我からの回復を期し、今後出来るだけメンバー入りの頻度を増やすように、がんばってほしいですね。